本職でも滅多に使わない工具はレンタルにびっくり

介護をしていた家族が亡くなり、部屋を思い切って大々的にリフォームすることに決めました。
地元で長く仕事を請け負ってこられた工務店にお願いしたところ、さっそくさまざまな工具を積んで来て、作業場となる二階に運び入れていかれます。
邪魔にならないように気を付けながら、階段の踊り場で作業を見ていると、初日に使われていた工具が翌日にはなくなっているのに気づきました。
その他の工具はずっと置かれたままです。
そこで、使う道具も変わるんですかという話から、滅多に使わない道具はレンタルして来るんですよと聞かされ、ちょっとした驚きを感じました。
確かにしょっちゅう使うインパクトドライバーなどは買った方が経済的ですし、大工道具としては欠かせないものでしょう。
とはいえ、本職の方ならすべてを買いそろえているものと思っていただけに、意外でした。
けれど、そこは家族だけで行っている工務店だけに、やはり設備投資の費用は極力抑えたいということもあるのではないかと思われます。

一日だけ借りれば事足りて、しかもそれほどしょっちゅう使うものではないのであれば、確かに買うよりも借りた方が効率的でしょう。
買えばメンテナンスも必要ですし、滅多に使わない物となれば、汎用性の低さからかえって高い買い物になる可能性も考えられます。
いくつもの現場を担当するということができない小さな工務店では、絶対に必要な物は購入し、あとはレンタルというやり方が大工を本職としている人たちの間でも常識となっていることが、貸し出すところが増えている理由なのかもしれません。
リフォームをお願いするにあたって、工具のレンタル代は見積りの中には見つかりませんでした。
諸経費として計上されていた分がありましたので、そこに含まれていたのかもしれませんが、減価償却費として含まれるよりも安くなるかもしれないなあと思いました。
小さな工務店にとっては、商売道具といえども購入には慎重にならざるを得ないのかもしれません。